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脱毛の方法には、さまざまな種類があります。自宅で自分で処理する方法から、クリニックや脱毛エステで行う、本格的な脱毛まで。ムダ毛に対する考え方や体質によって、どう処理したいかは人それぞれだと思います。あなたのスタイルに合った方法を選び、女性として美しく輝いていきたいですね。
[ひとことで脱毛と言っても、方法はさまざま〜本格脱毛にも種類があります]
まず脱毛は、自宅で自己処理する方法と、クリニックやサロンで本格的に施術してもらう方法があります。
自宅で行う方法は、次の通り。
・毛抜き
・カミソリ
・除毛クリーム
・ワックス脱毛
・家庭用脱毛機
クリニックや脱毛サロンで行う脱毛には、次の種類があります。
・光脱毛(フラッシュ脱毛)
・レーザー脱毛
・ニードル脱毛(電気脱毛)
自宅で自己処理する場合、とても手軽で費用はほとんどかかりませんが、根本的にムダ毛を根絶するわけではなく、男性の髭そりのように、「目立ってきたら処置をする」を一生繰り返すわけです。
その点クリニックや脱毛サロンで行う脱毛は、毛根にアプローチしてムダ毛を根こそぎなくすため、一度行うと一生ムダ毛処理に悩まされなくて済むようになります。ここでは、クリニックや脱毛サロンで本格的に行われる脱毛の種類を詳しく説明していきます。
[エステやクリニックで行われる3種類の脱毛法〜そのメリットとデメリット]
本格的な脱毛を行うサロンやクリニックでは、脱毛機器を使用します。その種類は主に3つに分けられます。
●光(フラッシュ)脱毛
カメラのストロボのような光を当てて、毛穴の組織を破壊します。この方法は、主に脱毛サロンで使われています。光脱毛のメリットは、痛みが少なく、施術時間が比較的短いというところです。
フラッシュ脱毛は広範囲に光が拡散するので、処理できる範囲が一番広いのが特徴です。ただ、照射するフラッシュが穏やかなため、効果がでるまでレーザー脱毛よりも多少時間がかかる傾向があります。
●レーザー脱毛
皮膚の表面にレーザーの光を当てて、毛穴の組織を破壊します。メラニンと呼ばれる毛の黒い色素がレーザーに反応して熱を帯び、毛穴の奥にある根っこの部分を焼いてしまいます。この方法は、クリニックで用いられます。
レーザーの光はフラッシュより強力なため、光脱毛よりも短期間で効果が期待できます。しかし、痛みや肌への負担は光(フラッシュ)脱毛の方が少なく済みます。
●ニードル脱毛
ニードルとは、針のこと。毛穴に針を刺して弱電流を流すことで、毛穴の組織を破壊します。レーザーやフラッシュ脱毛が登場する以前は、このニードル方法が脱毛法の主流でした。
ニードル方法は毛穴に針を入れて1本1本処理するため、着実に脱毛できるものの、大変手間と時間がかかります。施術を行う脱毛士のスキルによって効果が大きく左右されます。また、針を刺して電流を流しますので、かなりの痛みを伴います。医療機関によっては麻酔を施すケースもあると言います。
[3つの脱毛法の比較]
効果が抜群ですが大変な痛みと手間が伴うニードル脱毛は、新しい脱毛法がでてきたためにあまり使われなくなりました。現在多く使用されている脱毛法は光脱毛とレーザー脱毛です。光脱毛はサロンで、レーザー脱毛はクリニックで、それぞれ施術してもらえます。
ニードル脱毛は全く行われなくなったわけではなく、一部のサロンやクリニックで利用することができます。それぞれにいい点と悪い点があります。
・費用
・効果
・かかる時間
・肌への負担など、
自分がなにを一番優先したいかを抑えておくと、どの脱毛法が合っているかがわかります。以下の比較を参考にしてみてください。
・費用
安い:光(フラッシュ)脱毛 < レーザー脱毛 < ニードル脱毛:高い
・痛み
弱い:光(フラッシュ)脱毛 < レーザー脱毛 < ニードル脱毛:強い
・かかる時間
短い:レーザー脱毛 < 光(フラッシュ)脱毛 < ニードル脱毛:長い
・効果
緩やか:光(フラッシュ)脱毛 < レーザー脱毛 < ニードル脱毛:確実

脱毛技術と痛さを比較してみました

脱毛は、「痛い」ものなのでしょうか?初めての方には、とても気になるところですよね。施術時の痛みは、使用している脱毛器や個人の毛質、肌の状態によって異なります。ですので、人によって「全然痛くありません」という方もいれば、「すごく痛かった!」という方もいます。

特に敏感肌や痛みに弱い人は、自分に合った脱毛法を知っておくこといいでしょう。

《脱毛の種類と痛みの度合いを比較》
「施術が痛いかどうか」を一番左右するのが脱毛方法です。医療機関で使用されているレーザーはかなり強い痛みがありますし、ハイパースキンのように、ほとんど痛みを感じないようなマシンも最近では出てきています。脱毛方法にどんなものがあり、痛みはどう違ってくるのかを知っておきましょう!

ここでは、痛い順にご紹介していきます。

●ニードル法
毛根のひとつひとつに細い針を当て、電流を流していく方法。昔はこの脱毛法が主流でしたが、現在は一部のサロンやクリニックのみで行われています。確実に永久脱毛できる唯一の方法と言われていますが、痛みがかなり強く、時間と費用もかかるため、採用している機関は少なくなっています。

●レーザー脱毛
レーザーと呼ばれる強い赤外線の光を照射し、毛根細胞を破壊していく方法。主に脱毛医療クリニックで使用されています。短期間で高い効果が期待できますが、かなりの痛みが伴うため、人によっては途中でギブアップしてしまうケースもあります。麻酔してくれる医療機関もあります。

●光(フラッシュ)脱毛
脱毛サロンのほとんどが、この方法を採用しています。赤外線の光(フラッシュ)を肌に照射することで、毛根周辺の細胞を破壊していきます。レーザーよりも威力が弱いため、肌への負担が少なく、痛みも比較的少なくて済みます。

素肌への低刺激を実現した「SSC脱毛」や「ILP脱毛」と呼ばれるものも、この中に入ります。それぞれがオリジナリティ溢れる脱毛器やジェルを使っているので、自分に合った器械や保湿剤に出会うことが、痛みを最小限にするポイントになってくるでしょう。

●ハイパースキン脱毛
「痛みは0、肌への負担もほぼないに等しい!」と言われている、いま話題の、究極の脱毛方法。通常は60~80度になる照射温度が、38度で済んでしまうので、敏感肌の方や小さなお子様でも施術が受けられます。

「それで効果はあるのか?」というと、レーザーやフラッシュと比較すると、効果が出るのに少し時間がかかります。しかしハイパースキンは、月1回のペースで通うことができますので(最短で2週間に1回が可能と言われています)、結果的に他の脱毛法とさほど時間差はないでしょう。

《サロンで比較~痛みが少ないところはどこか?》
SSC、ILPなど、同じ光(フラッシュ)脱毛にも様々な種類がありますが、実際のところ、痛みはどこもそれほど変わりません。脱毛ラボ、シースリー、銀座カラー、TBC、キレイモなど、主な有名サロンのすべてが光脱毛を採用しているので、どこも痛みに関しては大きな差はない、と考えていいでしょう。

その中で注目したいのは、唯一ハイパースキン脱毛法を行っているディオーネです。肌の弱い方、痛みが苦手な方にはおススメのサロンかもしれません。

《肌の状態でも痛みは違ってきます》
施術箇所や毛や肌の状態によっても、痛みは違ってきます。VIOのような太くてしっかりとした毛が生えている部位や皮膚が薄く柔らかい箇所の脱毛は、より痛みが伴います。逆に、顔(おでこ)や腕、足はあまり痛くありません。

また、日焼けや色素沈着がある方は、肌の黒色が照射の光に反応してしまう可能性があるため、注意が必要です。

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