私もそうでしたが、カミソリ負けが原因で脱毛サロンに通うか家庭用脱毛器を購入するか悩む方をよく見かけます。それだけ家庭用脱毛器はカミソリ負けに悩む女性にとって、お肌への負担を軽くしてくれるという声も多いのです。
そもそもカミソリ負けは、刃が皮膚の角質層を余分に削ってしまうことから起こるので、毎日ムダ毛の自己処理をすることによって悪化していきます。特に皮膚が弱い方の場合はしっかり保湿や冷却をしていたとしてもカミソリ負けを起こしてしまうこともあるので油断はできません。
しかし家庭用脱毛器を使うからといって、全くカミソリを使わないわけではないのです。一般的には家庭用脱毛器の使用前にカミソリないしはシェーバーでムダ毛の処理をしておく必要があります。
ただし、家庭用脱毛器を使い続けていくうちに毛が細くなったり、中には毛が伸びるスピードが遅くなったと感じる方も多く、それだけカミソリを使う機会が減っていくのでお肌への負担も少なくすることができます。自己処理後の肌へのダメージで悩んでいる方には嬉しいメリットですね。
光脱毛器は肌が弱い方全般に向いているという、という内容ではありませんが自己処理方法で悩んでいる方は是非一度チェックしてみてほしいと思います。
目次
埋没毛で悩んでいる方にもおすすめの光脱毛
また、カミソリやシェーバーで自己処理を続けると前述のカミソリ負け以外にも埋没毛でお悩みの方もいます。埋没毛が出てくるとお肌がぼこぼこしてしまったりと、触り心地も良くないですし、見栄えに影響することもあります。
毛が皮膚内で埋没してしまう原因は様々ありますが、カミソリや毛抜き、ワックス脱毛などで皮膚に過剰なダメージを与えてしまうことも原因だと考えられています。ダメージを負った皮膚が回復する際に、毛が皮膚の中に綴じ込められてしまい埋没毛と呼ばれる状態になるのです。
そこで肌の角質や毛穴にダメージを与えにくい光脱毛器が評価されているのです。事前にカミソリないしはシェーバーでムダ毛の処理をする必要はありますが、毎日のように自己処理をしなくても良くなるので埋没毛になりにくい状態をキープできます。
埋没毛はひじ、ひざ、ワキなど特定の部位に限らず広範囲で起こりやすいので誰でも可能性はあります。スカートを履く機会の多い女性は埋没毛ができてしまうと、おしゃれも自由に楽しめなくなってきてしまうので勿体無いものです。
また、埋没毛が悪化すると毛膿炎など皮膚科に行くことも考えなければならないケースもあるので、そういった悩みを持つ方にも家庭用の光脱毛器は役に立つこともあります。
光脱毛器は忙しくて時間が取れない女性もサポートしてくれる
また、家庭用の光脱毛器はお肌で悩んでいる方以外にもまとまった時間がとりづらいという方にもぴったりです。何故なら脱毛に力を入れる夏の時期は思ったように脱毛サロンの予約が取れないこともあります。
私の場合も実際に7月に予約を取りたかったの6月後半に予約しようとしたのですが、7月の予約は取れず8月になってしまったこともありました。ちなみに行ける範囲の店舗を複数候補に入れてもこの結果だったので、もっと早い段階で動かないと夏の予約は本当に取りにくいようです。
とは言え、中にはそんなに早い段階でスケジュールを立てられないという方も少なくありません。また、施述後は一定期間海やプール、温泉なども行けません。
その為、予約が希望通りにとれない場合はスケジュールにも影響することもあります。その点、家庭用の光脱毛器は自分の好きなタイミングで自己処理できますから予定を変更する必要もないので助かりますね。
自分の好きな時間にゆったりTVやDVDでも見ながら自己処理ができるのは家庭用脱毛器ならではのメリットと言えます。中にはまだお子様が小さいと、家でお留守番をしてもらうわけにもいかず脱毛サロンやエステサロンに通えないという方もいます。
中々、自由に時間が使えない方や忙しい働く女性にとっても家庭用の光脱毛器はとても便利な脱毛器なのです。
光脱毛なら今までの自己処理をぐっと時間短縮できる
家庭用の光脱毛器にはもう一つ、時間の有効活用という意味でメリットがあります。それは一回の照射時間が短く、かつ一度に広範囲の照射ができるタイプやローラのように転がすタイプもあるので今までの自己処理よりも時間が短縮できるという点です。
その為、メーカにより差はありますが数十秒で両ワキのお手入れが完了するものもあります。今まで毛抜きで一本、一本処理をしていた方にとっては何十分と時間を費やしていたかと思うので非常に効率が良いですね。
例えばこれがワキやVラインの狭い範囲だけでなく、脚などの広範囲であっても問題なく短い時間でムダ毛のケアが手軽にできます。これなら処理後のお手入れ時間をプラスしても今までよりぐっと時間短縮できるのではないでしょうか。
シェーバーやカミソリと比べた場合でも多少なり処理時間が短縮できそうですし、ちょっとした隙間時間にさっと自己処理が簡単にできるので、一度に全身脱毛する時間が取れないときでも少しずつ自分のペースで脱毛できる点もは、忙しい女性や時間を有効に使いたい方にとって非常におすすめの脱毛器と言えます。
また光脱毛器には光美容器としての機能も備わっているものもあります。こちらの効果は化粧のりが良くなるタイプのものもあるので、今後のメイクもナチュラルなメイクにできたりとメイク時間の短縮につながるかもしれませんね。
光脱毛器は家族で仲良く使うこともできる
そして、脱毛サロンでの脱毛の場合は契約者しか脱毛できませんが、家庭用の脱毛器の場合は一台あれば家族で一緒に使うことができます。特に10代女性はムダ毛の自己処理に試行錯誤する世代ですから、間違った自己処理で肌荒れを起こすトラブルを防ぐこともできるのではないでしょうか。
また、昨今では男性も脱毛を希望される方が多いものです。男性の脱毛というと芸能人やモデルくらいしかしないと思われがちですが、そんなことはありません。
営業職の方が第一印象を良くする為に手の脱毛やヒゲの脱毛をすることも珍しくない時代なのですから、人によっては女性と同等かそれ以上に美意識を持つ男性もいます。
これが家族全員で脱毛サロンに通うとなると、契約内容や家族構成によってはあっという間に100万円以上の金額になってしまうかもしれません。それが10分の1、もしくはそれ以下の金額で済むので、家族のうち二人以上が光脱毛をしたいということであれば踏み切ってみても良いかと思います。
日焼けをしている場合は肌トラブルになることも
しかしながら、家庭用の光脱毛器は機械の仕組み上、仕方ないのですが使用が難しい人もいます。家庭用に限らず、エステや脱毛サロンの光脱毛器もそうですが、光脱毛は黒ければ黒い分機器が反応します。
その為、日やけをして肌が黒くなっている方の場合、皮膚にダメージを負う可能性がある為にエステや脱毛サロンでも施述ができないケースがあります。ただし肌の状態によっては、光の出力を調節することで施述できる場合もあります。
例えば、家庭用の光脱毛器にも光の出力を調節する機能が備わっているタイプもあります。中でもブラウンなどはそういった点に力を入れているので、お肌の色味を気にされる方はメーカーに確認してみると良いかと思います。
光の量が少なければ、お肌へのダメージも少ない分ムダ毛に対しても同じことが言えるので、脱毛できる量が減ったように感じることもあります。しかし、日焼けの状態が落ち着けば出力を上げることもできるので肌の状態とよく相談してみましょう。
黒子が多い方は照射時に注意しよう
前述の内容と同じことが黒子(ホクロ)にも言えます。見える箇所であれば、黒子の箇所を上手に避けることもできるのですが、見えにくい箇所の黒子にうっかり機器を当ててしまうと火傷をする可能性もあるのです。
その為、黒子が多い方に関しては、鏡を使用しても把握しにくい箇所の場合家族などに手伝ってもらう方が安全と言えますね。似たようなケースでは色の濃い痣、シミの他にタトゥーも該当します。
該当箇所を避ければ施述はできますが、広範囲にわたってタトゥーを入れている方の場合はそのか箇所は施述ができません。これは使用している色が黒以外であっても、濃い色の場合は火傷する可能性があります。
タトゥーのデザインにもよりますが、タトゥーを入れている箇所はムダ毛が目立たない方もいるようです。タトゥーをしている方の場合、家庭用の光脱毛器の導入は特によく考えて決めるようにしましょう。
いつもと肌の状態が違う場合は脱毛を休憩しよう
家庭用の光脱毛器は色の濃い部分に反応する点以外に、熱を発することでアトピーや湿疹がある箇所への使用もしないよう注意喚起されています。何故かというと、アトピーや湿疹の症状が出ている箇所は熱がこもったり、熱が当たることで痒みが増す傾向があるからなのです。
その為、エステや脱毛サロンでも施述前にアトピーや湿疹の症状が出ている箇所は避けますし、施述後でもサウナなど熱がこもる場所や海など日光をたくさん浴びる可能性のある場所へは行かないよう説明があります。
一時的なものであれば、皮膚科で医師の診察のもと、光脱毛の再開ができますが慢性的なアトピーや湿疹が出てしまう方の場合は使用を見送った方が良いケースもあります。こればかりは判断が難しいところですが無理をして光脱毛をすることで、湿疹の状態が悪化してしまってはいけないので気をつけたいですね。
妊娠期間以降はしばらく光脱毛がNG期間に入ってしまう
また、女性の場合は肌がデリケートになっている妊娠中の期間も家庭用の光脱毛器の使用は避けるべきだとされています。妊娠するとホルモン量の変化で体毛が濃くなったりするケースが多いので、脱毛器を使用したくなるかもしれませんがそれはNGです。
では、出産後しばらくすれば家庭用の光脱毛器でムダ毛処理が再開できるかというと、実はそうとも限らないのです。その理由ですが、赤ちゃんに母乳をあげている間もホルモン量はまだ変化している期間と言えます。
その為、ホルモンの量が一定に落ち着く卒乳後から、ご自身の体調と相談しつつ家庭用の光脱毛器でムダ毛処理を再開するのが良いようです。